アカデミー賞を受賞した日本映画について

アカデミー賞を受賞した日本映画
映画界最高の権威と言えば「アカデミー賞」です。受賞すれば映画界最高の名誉とされ、作品、個人とも末永く映画界に記憶されることになります。

アカデミー賞は「アカデミー会員」と言われる約6000人の映画関係者の投票で決められますが、そのほとんどがアメリカ白人であり、多人種が受賞するのは極めてまれです。しかし、そんな中でもアカデミー賞を受賞した日本映画がいくつかあるので紹介します。

先ずは世界の巨匠、黒沢明監督作品です。1951年「羅生門」でアカデミー名誉賞を受賞しました。これは今の「外国語映画賞」に当たります。黒沢監督作品では1980年に「影武者」が外国語映画賞にノミネート、1975年には「デルスウザーラ」で同賞を受賞しました。しかし、こちらはソ連作品として出品されましたので、厳密には日本映画ではありません。

1954年には衣笠貞ノ助監督の「地獄門」が名誉賞を受賞しました。「地獄門」は同じ年に美術賞も受賞しています。1955年には稲垣浩監督の「宮本武蔵」が名誉賞を受賞しました。以上の作品はいずれも時代劇であり、いかに日本の時代劇が世界で評価されるかわかる受賞結果となっています。

その後しばらくは日本映画の受賞はありませんでしたが、2002年に宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が長編アニメ賞で受賞し、短編アニメ賞では山村浩二監督の「頭山」が受賞しました。異例の日本アニメ2本の受賞となり、「ジャパニメーション」が世界に響き渡った年と言えるでしょう。

2008年には滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞を受賞しました。これは「外国語映画賞」となってから初の日本映画の受賞となります。また同年には短編アニメーション部門で加藤久仁夫監督の「つみきのいえ」が受賞しました。

これらの結果の通り、日本映画は度々アカデミー賞を受賞していることがわかります。次はどんな作品がアカデミー賞をにぎわすのか楽しみです。